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突然始まるのだ。2006年NZ最後の旅行記。2週間ルームメイトだったLilyちゃんがクライストチャーチを発ったその日の午後雹の攻撃に怯むこともなく(嘘、本当はかなり怯んだ・・・)私はバスに飛び乗った。午後3時くらいにシティセンターを出発したこともあり、またお天気も悪かったこともありバスに乗ってすぐにもう辺りは真っ暗。向かっていたのは北島への玄関口である港町Picton。最初の旅でA-KIAちゃんの運転で訪れた場所だ。

今回の滞在では何度かオークランドを訪ねたけれど実は毎回空を飛んでいた。というのもクライストチャーチからオークランドを目指すとなるとバスやフェリーを乗り継いでいたのでは1日では着かないからだ。でもその前のNZ滞在では北島の南島への玄関口ウェリントンに住んでいたので両島間の移動には必ずフェリーを利用していた。当時は必ず朝出発していたのでピクトンに泊まったことはなかったのだが今回はピクトンに泊まり翌朝のフェリーの乗ることにしていた。

バスは一旦懐かしのカイコウラで休憩をとりそこから一気にピクトンへ。ピクトンではそれぞれが泊まる場所まで乗せて行ってくれた。私は例に漏れずYHに滞在。出発も早いのでとりあえずベッドがあればよい。部屋は4人部屋だったがその夜はもうひとりと私だけ。ご夫婦で来ているという私より年配のNZ女性だったので静かな夜となった。

翌朝、インターネットで予約済みの8時半のフェリーに乗るためにまだ明け切っていない時間に用意をし、そしてバイバイと出て行こうとすると「8時半で本当に間違いない?」と同室の女性。「予約したから間違いないと思うけど?」と言うと「ならいいけど、私の持っている時刻表だとその時間なかったから・・・。変わったのかも知れないわね」と。一抹の不安を覚えつつもひとまずフェリーターミナルへ。それにしてもこの朝の気温はそれまでで最高に低かった。比較的温暖なピクトンで朝とは言え草花に落ちる霜を発見。吐く息はひたすら白く空気を吸い込むと喉がスースーする。

で、ターミナルに入りカウンターへ。「8時半で予約をしてるんだけど。」と言ってみる。いや、勘のいい皆様はもうお気づきでしょう・・・。っていうか勘が悪くても気付けよ、私、ってくらいなんだけど。以前夜の便を朝の便と勘違いしてフライトチケットをネットで購入していた私・・・。またもややっちゃいました・・・。あんなに考えて考えて気をつけて気をつけてポチっと送信したのに・・・。私が購入していたチケットは「ウェリントン→ピクトン」のものだったのよ(泣) でもカウンターのお兄さん「ピクトン発は10:00だけどそっちに替えてあげるよ」と。あ、ありがたや?。フェリーやバス、フライトもそうだけど早割りっていうのがやっぱりあって限られた数で早く購入すれば安いっていう枠がある。私はその枠で一番安いものを買っていたのでその分の差額のみを支払い何とか乗るべき便に乗れることになったのだ。

しかーし世の中そんなに甘くない。前日は既に述べた通り雹も降るような怪しいお天気。実は海はかなり大荒れだったらしい。そのために私が間違って予約していた8:30ウェリントン発のフェリーが遅れていたのね。海の回復待ちだったわけ。ということでどっちみち出発は12:00になるということに。薄暗い中宿を出た私って一体・・・。ってそんなことより考えに考えて練ったNZ最後の旅プラン、その場でバタバタするのが嫌で移動手段と宿は先に予約を済ませていたのだけどここでフェリーが遅れると乗る予定だったバスに乗り継げない!そうなると泊まる1泊分キャンセルしなきゃならない!ってどんどんずれ込んで結局バタバタしないためにした予約のせいでバタバタすることになってしまった・・・。やっぱり行き当たりばったりがいいのかも?

ということでピクトンにてあり余った時間を使ってまずはカフェ(笑) 歩く予定のなかったピクトンのメインストリートにて落ち着くためにカフェを探す。まだ朝も早くて人もほとんどいない中開いていてくれたありがたいカフェで計画を再考。というか移動手段の代替案を確認しに行く予定だったインフォメーションセンターもまだ開いていなかったからね?。お茶でもしている以外なかったんだけど。で、インフォメーションが開くと同時に飛び込んで目的地であるWanganuiへの他のバスはないかを確認。綺麗な英語で答えてくれていた東洋系のお姉さん、しばらくして「日本の方ですか?」と。ああ日本の方なんですね。ワーホリではなく既にそのインフォメーションセンターで正式に働いているのだそう。とにかくその人に色々聞いたのだけど結局代替手段はなし。予定していたインターシティのバスはキャンセルが2時間前までなので思い切ってキャンセルしてしまうことにした。いいさ、ウェリントンに泊まればいいだけのこと。

そんなこんなで最初から予定通りには行かず、でもこれが旅の醍醐味でしょう。(楽観的♪) そうこうしている内に外はすっかり明るくなってきた。しかもこの青空!前日のお天気が嘘のようでこの時点で心は晴々(笑)

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思いもかけず長居をしたピクトンに別れを告げていよいよ北島へ。

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このフェリーはサウンドの中をずーっと進んで行くので景色は最高。
運がよければイルカにも出会える。

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こんな空だもの。何とかなるでしょ(笑)