・:*:・・:風の吹くまま気の向くまま in NZ:・:*:・

2005年11月から2006年7月ののんびりNZ暮らしの記録です。

2007年03月

おひとりさまウェリントンとサプライズ!

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ウェリントンはカフェの街と言われるくらいカフェが多い街。らしい。今回の滞在では結局カフェの寄れる時間は限られていたのだけど、その中でもどうにか時間を見つけカフェタイムを満喫♪こちらは滞在していたYHAから程近い場所にあるベーカリーカフェ。パン好きの私がわくわくするような美味しそうなパンが並び朝早くから通勤途中の人などで賑わっていた。店内に座れる席はそれ程ない。メインはあくまでもベーカリー。でもカフェを頼めばそれは美味しいミルクと馨しい珈琲の香り。ここはビスコッティがついていた。

NZやAUSってミルクが美味しいからカプチーノやフラットホワイトを頼む人が多いせいなのかよくあるチェーン店などでもその表面に洒落た模様など付けてくれる。とにかく日本ではほぼ珈琲はブラック派の私もこの国ではついついミルク入りを頼んでしまうのだ。そして育つ(笑)

とにかくこんな風に独りカフェを満喫したり、街中の散歩を楽しんだり、そしてこの時はYHAから近かったこともあり夜映画館で「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」と楽しんだり、と数日とは言え暮しているように楽しんだのだった。


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この旅から戻って2泊したら私はNZを発つことになっていてひたすら独りの時を楽しんでいたせいか少々センチメンタルになってみたりしたのだけど、ここ、最後の最後で思いもかけないギフトがあったのだ?。

その舞台となったのがこちら。NZに暮したことがあれば誰でも知っているスーパーマーケット"NEW WORLD"。ここもYHAの目の前にありそう考えるとつくづく便利なロケーションだった。(駅だけは遠かった・・・)

さて前回の滞在も含めここではしょっちゅう食料を仕入れている。このときももちろん毎日の食材はここで調達♪NZも最後だと思って普段は小心者で頼まないかカウンターの向こうの人にサラダやハムなんか注文してみたり。

そうして食材を購入するだけではなく他にも購入したものが。それがね、看板の真ん中にある「LOTTO」の文字。NZはデイリーストアでもスーパーでもLOTTOのカウンターがあって手軽にくじを楽しめる。元々日本でもスクラッチやナンバーズなんかはよくわからなくて手を出さない。宝くじもたまぁに買う位で習慣はない。ということで比較的気軽に出来るNZのインスタントくじも興味がほとんどなかった。それがね、MickeyちゃんとLilyちゃんが帰るときに「ちょっとだけ当たってるから」と確か2,3ドルの当たりくじを置いていってくれたわけ。

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それを元にちょっとだけちょっとだけとこの旅の間やってみてたのね。例えば3ドルが6ドルになったり、地道なアップはしていたわけ。そうこうしているうちにこんなに買ってしまった(笑) これほんの一部・・・。ギャンブルって恐ろしい?。

まぁ初心者にはスクラッチがちょうどよくて、つまり全部こすってみて3個同じものが出れば当たり。3枚購入して1枚が2ドルくらい当たるかなぁというやる気もそがれず、かといって儲かりもしない絶妙な具合が続いたりするのだ。

で最後にもう思い切って全部(と言っても6ドルくらいなんだけど)使い切ってみたのがSilverstreamのファーマシー。しかし世の中そんなに甘くはない。結局その時点ですっからかん?。ま、夢見たしいっか。

でもウェリントンに戻ってきてもどうしてももう一回やりたい!
で、もう元手はすっかり失っていたけれど最後のつもりで買ってみた。

それがね・・・。


これだ!!!

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私は驚きましたよ。コーフンです!!!ロケット

てなわけでNZ出発2日前ですよ。
嬉しいけど500NZドルをこの先2日間でどう使えと??
それでも興奮気味でデイリーで換金。
それを見たインド系のお店のおっちゃん。
ひゅ?♪と口笛を一吹き。
"Enjoy winning!!"と500ドルをくれました笑い

結局このお金はシンガポールドルへと変貌を遂げたのだけど(笑)
いやいや、こんなことってあるんだわ?。

銀色の流れの中で。

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前にも述べた通り私が半年間住んでいたUpperHuttはウェリントンからローカル線で約40分程行ったところ。実際に利用していた駅はUpperHuttより少し手前にあるSliverstreamという駅だった。銀色の流れというこの駅名もとても好きだった。駅を降りると小さな商店街がある。郵便局やスーパー、ベーカリー、ファーマシー、旅行会社、パブなどとりあえず必要なものは揃っている。ここから緑に囲まれた可愛らしい住宅街を歩くこと30分ほどで私の通っていたPinehaven Schoolが見えてくる。この学校もワンガヌイのAranui Schoolに負けず劣らず緑に囲まれた環境のいい学校。最初の3ヶ月はここから少し駅寄りの丘の上にある家から、そして最後の3ヶ月はこの学校のすぐ目の前にある家にステイしていた。実を言えば最初のお家はお母さんとあまり合わず少々息苦しい生活をしていたのだが移ったお家は本当に居心地がよくまるで本当の家のように過ごさせてもらった。

本当はその家を訪ねようと思っていたのだった。でも勇気が出なかった。お世話になったそのお家の隣にはその家のお父さんJackのお姉さんであるJillの家族が住んでいた。Jillのご主人Johnはイギリスからの移民でそして確か英語を教える学校で働いていた。そんなこともあって本当に私によくしてくれた。飼っていたシェパードを連れて近くのリザーブに朝の散歩に行きよくお喋りをした。ネイティブではない私の英語をきちんと聞いてくれわかりやすい言葉で丁寧に色んなことを説明してくれた。日本に戻ってからも手紙を出すと一番長い返事をくれたのが彼だった。本当であればJohnにもJillにも会いたかった。でも実はNZに着いてから迎えたクリスマスに私は彼らにもクリスマスカードを出していた。返事なんてなかなか来ないもんだなぁと思っていたある日、知らない人からのメールが届いた。タイトルは"John and Jill"だった。そのメールが私に知らせてくれたのはJohnとJillは既に亡くなったということだった。彼らが亡くなった為家が売りに出されそれを買った現在の持ち主がたまたま子供が開けてしまったという私のカードに書かれたメールアドレスに連絡をくれたのだった。まだそれ程年を取っていたわけではない2人がもういない、という知らせは私にはかなり衝撃的で何かが起こったに違いないと考えずにはいられず、かといって考えるのは怖くてそれから数日は呆然として過ごした。結局それ以上はそのメールの主にも尋ねることは出来ずそのままに。そしてその延長線で怖くて本当によくしてくれたJackとお母さんBethにも連絡が取れなかったのだった。初めに受けた衝撃はとっくになくなってはいたけれどやはり今回も入口の奥まったJackとBethの家にも入れなかったのだ。

それでも学校には尋ねてみた。門を入ってすぐあるのがスタッフルームの棟。そこを入るといつもセクレタリーのJulieが笑顔で迎えてくれた。既に彼女はいず変わって迎えてくれたのはおそらく私とあまり変わらない、いやむしろ若いくらいの明るい女性。私が事情を説明するとすぐにスタッフルームに招き入れてくれた。でもね。時が止まったようだったAranui Schoolとは打って変わってこちらはスタッフのほとんどが入れ替わっていた。校長も変わっていた。そして数人顔を見知ったスタッフも私のことはあまり記憶にないようだった。前にも書いたけど授業の途中で数人の生徒達を私のところに寄越してくれていた先生達と実は接することが少なかったのだ。何となく他人行儀で落ち着かない気分になったのを救ってくれたのは初めて会った日本に興味があるという別のスタッフだったのだからなんだかなぁ。でも彼女に本当に救われた。結局何となく落ち着かないまま、お礼を言って帰ろうとすると校長が駅に向かうところで「歩いて帰るのは大変だから乗って行きなさい」と。何となくパワーダウンしていた私はJackとBethを訪れるチャンスをそこに置き去りにしその車に乗って駅に戻ったのだった。

甚だしくパワーはダウンしていたけどこのSilverstreamでもう1箇所どうしても行きたい場所があったのだ。線路を渡って駅の反対側に出た私が向かったのはここ。

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ここがねHutt River Trail。私の散歩道。Hutt River沿いにある遊歩道。よくここを散歩した。更に上流にあるUpperHuttのシティセンターへ3駅分ほど歩いてみたり、途中でブラックベリーを摘んでみたり、時にはベンチに座って本を読んでみたり、TimTamを食べ捲ったり(笑) 最初のお家に居辛くてここで時間を潰したこともあった。その頃と全く変わらない優しさで受け入れてくれた景色を見ながらそんな色々なことを思い出していた。そしてね、復活した(笑)

多分ね、先にここを訪れていたらワンガヌイで学校を訪ねる勇気は失われていたかもしれない。ここで受けた違和感を再度経験するのが怖くて多分AnneにもKarenにも会うことなく帰っていたかも知れない。そう思うとね、うまくいってるんだな。結局この景色は前と変わらずこんなに美しいんだもの。私のベンチは健在だったしね。

そう、ここからHutt Riverの上流側には雪山が見える。その辺りは実はロードオブザリングのロケ地になった場所のひとつなのだ。

ま、そんなこんなで結局会いたい人には会えなかったのだけどやっぱり来てみて良かったんだな。再び電車に乗り40分。LowerHuttを過ぎ視界が拓け海が見えてそしてその先にウェリントンの街並が見えてきた時に心の底からそう思った。それでもやっぱりここは私の人生観を変えた場所だから。

もしもこの先にまたここを訪れるチャンスがあるのなら今度こそ、JackとBethを訪れよう。例え彼らがもうここにいなくても多分大丈夫。ちゃんんとそのことを受け入れられる気がするから。

真っ赤なアイツでのんびり行こう!

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ウェリントンは坂道の多い港町。傾斜上に出来ている町とくれば、それはもう上に登ってみるでしょう。

ウェリントンのシティセンターのすぐ裏手にある山まではケーブルカーで行くことが出来る。そのサインがこちら。先日紹介した記事でBee Hiveと呼ばれる国会議事堂を指していたBuzzy Beeと同じ道標。この赤いケーブルカーがこれまた絵になるのだ。山の途中にはVictoria大学の敷地の緑が広がり辿り着く頂上は植物園。私ったらいつものようにあやふやな記憶を頼って地図を無視したものだから不必要に自分の足で坂を登った挙句迷い、結局麓にある街中のこの道程にやっとこさ辿りついたのだった。全く懲りない(^^;)

このまるでおもちゃみたいな真っ赤なケーブルカー、ビルの中の地下鉄みたいな駅から出発、トンネルをしばらく走りそしてのんびりのんびりと緑の中を登って行く。途中に停車駅あった気がするなぁ。確か大学だったと思う。

上に着いたら自分が乗っている間は見ることができなかった緑の中を登ってくるケーブルカーそのものを見るために展望台へ。

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ここからの景色はよく絵葉書などにもなっている。UpperHuttにある小学校を去る時にスタッフ皆からこの景色の絵をもらった。その絵は今でも私の部屋に飾ってある。今これを書いているその時にもふと見上げればその絵が目に入る。やっぱり好きだな?。この景色。

さてさて登った先は植物園。クライストチャーチの平坦な植物園とは全く雰囲気が違う斜面に出来た植物園。羊歯などのいかにもNZ的な植物以外は日本のそれとあまり変わらない気がした。とは言ってももう何が日本で何がNZで何がオーストラリアの植物なのかよく分からなくなってる今日この頃だけど(笑)

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のんびりと植物を眺めながら進めばいつの間にかそこは再び山の麓。街の散歩はいつだって楽しくて飽きないのだ。思うに私一人遊びが上手過ぎ(笑)

ここ数年NZと言えば?の巻

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さて今回のウェリントン滞在中に必ず訪れたい場所がこの国立博物館のTEPAPAだった。国内最大級。そして比較的新しい。どこかで触れたこともあったかと思うが1998年、ちょうど私がUpperHuttに住んでいた頃にこの博物館がオープンし、小学校の子供達と共にここに訪れた。マオリに関わる展示はもちろんのことバンジージャンプを疑似体験できるアトラクションがあったりNZ的のアクティビティ的な要素もかなり多い。また定期的に様々な催しも行われる。上記アクティビティなどにはお金がかかるものの通常は無料。これはNZ国内(オーストラリアも同じく。ヨーロッパにも多いけど)は無料の博物館がほとんど。だが催しは多少の入場料がかかる。今回私が訪れた時期にここで行われていたのは『ロードオブザリング展』。あちこちで役に立つYHAのカードを提示すると10NZドルで見られたこの展示。ものすごい充実ぶりだった。

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展示内容はそれぞれ登場人物毎に実際に使われた衣装や小道具などが飾られところどころにインタビュー映像などが流れる。キャラクターは旅の仲間達だけではなく敵方の変な生き物達(すいません、実はそれ程詳しくない…)も展示あり。ホビットを小さく見せる写真技術を使って実際に写真を撮ってくれる場所もあった。興味深々だったけど2人いないと撮れないので独りぼっちの私は残念ながら素通り。くーっ。そして実際に使われたリングも見られる。撮影に使われた塔などのミニチュアなどもあり本当に飽きない。3時間ほどたっぷり見入ってしまったのだった。

ところで写真真ん中の白い建物。これはプレミア上映の行われたエンバシーシアター。気が抜けるほど普通の建物だったけど(笑) 中は入っていないのでひょっとしたら中は特別な雰囲気だったのかも??

Windy Wellingon

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Wanganuiで楽しいひとときを過ごした後再び戻ったWellington。NZの首都であるこの街は北島の最南端、南島への玄関口に位置する。日本からのツアーなどではNZ最大の都市北島のAucklandや私が暮していたChristchurchなどが拠点になるものが多く余程余裕のあるツアーでない限りWellingtonは訪れない。そんなこともあってか首都としての知名度はあまりないかも知れない。位置づけ的にちょっとオーストラリアのキャンベラに似てるかも。『ロードオブザリング/王の帰還』のワールドプレミアが開かれてそのパレードの様子などが放映されたので大分メジャーになって来たのかな。

ワンガヌイで暮していたことは既に書いた通りだけどそれまでの半年間、私はこのウェリントンから電車で40分ほどのUpperHuttという町の小学校で同じくボランティアをしていた。UpperHutt自体はワンガヌイより更に小さな町だけど電車で40分でウェリントンに出られると思えば今の私の住む家の利便具合とそう変わらない。HuttRiverという川沿いの下流に開けているのがUpperHuttより大きな街LowerHutt。わかりやすい命名でしょ。電車はその川沿いにUpperHuttからLowerHuttを抜けてウェリントンへと向かう。ある場所から急に視界が開けて目の前に海とその向こうにあるウェリントンの街並が見えてくる。その瞬間がたまらなく好きだった。そう、このウェリントンも私の大好きな街のひとつなのだ。クライストチャーチの方が観光地としてはメジャーだけど都市と呼ぶにはやや田舎。一方このウェリントンはこじんまりとした小さな街でありながらその様子は都市のそれ。オフィス街と大学。コンパクトな街の中に調和されている。

海沿いに街が出来そこから後ろが丘になっている坂道の多い地形。よくある港町かな。その海沿いの散歩道を歩くのが大好きだった。オープンカフェやちょっとした公園、そしてNZらしくロッククライミングなどアウトドアスポーツが体験できる施設もある。ドラゴンボートの練習場もある。行き交う人々もスーツを着る人、のんびりホリデームードの人、地元の子供達、など様々。何だろうな?。気負わない街なんだな、きっと。

そんな街の様子をカメラに収めてみたら、何だか青い海と青い空ばかりの風景だった(笑)3段目の真ん中にある茶色い建物はウェリントンの駅舎。はためいている旗がALL BLACKSのものっていうのがいかにもNZ。再下段の左端はキャドバリー色に塗られたバス。

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こちらは駅近くにあるParliamentの建物。国会議事堂なのだけどNZでは親しみを込めて"Bee Hive"(蜂の巣)と呼ばれている。以前UpperHuttの小学校で体験Weekみたいなものがあり、毎日1つずつイベントが催された時期があった。ある日はボーリング、ある日はバレエを観に、ある日は後から紹介するTEPAPAというミュージアムへ、などなど。そしてその一環であったのがこのBeeHive見学。そういえば自分が小学校時代、国会議事堂に社会科見学で行ったっけなあ。その時国会の傍聴席に上がらせてもらったのだが実際に国会の真最中で当時の首相であったJenny Shipleyもそこにいた。オマケだけどその当時も女性だったけど今ののHelen Clark首相も女性。強い口調などどこか土井たか子さん風で当時から政治のニュースからちょっとしたゴシップ風なニュースまでしょっちゅうTVで目にしていたから彼女が首相になったと知ってほぉ?と思ったのだった。そうそう、NZって1893年に世界で初めて女性の参政権を認めた国なんだって知ってた?

話を戻すけど写真左の蜂さん、Bussy BeeというNZの昔ながらのキャラクター。ウェリントンのあちこちに道標となる看板が立っているのだけど時々こうしたお茶目なものに出くわす。これはBeeつながりでしょう。このBuzzy Bee色もはっきりしいて大好きで以前NZにいる間に赤ちゃんが生まれた友人にこのおもちゃをお土産にした。付いている紐をひっぱるとカタカタと言いながら付いてくるようなおもちゃ。今回は同じものを妹に。最近では甥っ子が結構気に入ってくれてるということで嬉しい。引っ張って遊べるようになるのが楽しみ。それも近そうだけど♪

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そんなBuzzy BeeとBee Hiveの位置関係はこんな感じ。明け方に撮ったので空が薄墨色。隣は明け方の駅。写真はとっても下手だったけど実は手前に道標があってその上には汽車の模型があるのよ。雰囲気だけでも通じるかな?。

そんなウェリントンのお話。まだまだ続きます。
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