大晦日ということで日本では大忙しだったでしょうか。
「大晦日」という日本語の【1年の最後の日】というニュアンスと、"New Year's Eve"という英語の【1年の始まりの前日】というニュアンスの違いなのか、こちらの雰囲気は「もう今年も終わり・・・」というしんみり感よりも「もうすぐ新しい年が始まる」というわくわく感が強いように思います。ま、私は日本の大晦日のちょっぴり厳かな感じも好きですけど。除夜の鐘なんて神妙に聴いてしまいますから。

ま、それは前置き。私の"New Year's Eve"第1弾のイベントはBBQでした。このブログにもしょっちゅう登場するNZのお家でのBBQパーティに誘われたのでほんの気持ち「ポッキー」と「かっぱえびせん」を持参してお邪魔してきました。メンバーはNZ、オーストラリア、イングランドと色々なところから集まっていましたが、とりあえず皆英語圏。羨まし?と思いつつ無理矢理会話に参加する戦法で乗り切った私。最近強いぞ!ま、ほとんど旅の話だったので参加しやすかったんだけど。

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さてNZでも毎日のお料理をするのはやっぱりお母さんが多いです。でもこのBBQだけは男性の仕事。BBQに誘われたおうちで女性がやっているのは今のところ見たことがありません。女性はそれ以外のお料理の準備をしていることが多いかな。ま、そんなわけで軽いスナックをつまみながらワインなどを飲みお喋りを楽しんだ後はいよいよBBQタイム!「NZでは男がビールを飲みながら肉を焼くんだよ。」とポーズを撮ってくれたお父さん。(素敵なので秘かにお気に入り♪)

そうそう、お家にずっと「二人静」という日本酒が置いてあったのがずっと気になってたのですけど(←目ざとい)、この日「これ2年くらい置いてあるんだけど、どうやって飲めばいい?」と聞かれ絶対冷酒派の私は「冷やして!」と独断。そして「BBQに来るならその時開けるよ」と言われたので、ホイホイと来たわけです(笑) ま、お猪口とかないのでワイングラスに。見た目は白ワインでしたけど香りはクラッとくる日本酒。絶品、というわけではなかったけど久々ですから。美味い!日本酒の肴めいたものがなかったのが残念。と言いつつ、ワインもついでにブランデーとかまで飲んでいたのでチーズやクラッカーはとても美味しかったんですけど。

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今回NZに来てからは家庭料理は食べていなかったので、これが初。付け合せの野菜のグリルも久しぶりで美味しかった。じゃがいも、カボチャ、サツマイモ(こちらではクマラと呼ばれます)、ズッキーニ、などのグリルはイモ類がホクホクでそのまま食べても本当に美味しいです。うーん、ホームステイをしていた頃は毎日で飽きていたけど、これって本当はすごく美味しかったんだわ。

そして最後はデザート。これはお母さんのお手製。お料理が好きなお母さんは時々お客様用に作ったマフィンやスコーンを味見させてくれたりしますが、これが美味しいのです。この日のデザートはルバーブのパイとベリーの入ったチョコロールケーキ。どちらもとても美味しく戴きました。そんなこんなで第1弾のイベントのお話はお終い。