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NZには"Rounding"というものがあります。まずは見てみてください、このレシート。下から三段目に"ROUNDING"という文字が見えますか?真ん中あたりにある$5.78というのが合計金額なのだけどそれが"Rounding" により$0.02(2セント)追加され実際の支払金額は$5.80となってしまうのです。

何故このようなことが起こるのかというと、実はNZの硬貨の最小単位は5セントなのです。1セント硬貨はありません。そのため合計金額が中途半端(ってわけじゃないと思うのだけど)な場合は"Rounding"が発生します。これは例えば合計金額が$5.79の場合も同じ。+$0.01となりやはり$5.80になります。

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もちろん逆も発生します。合計金額が$10.47の場合は"ROUNDING"は-$0.02となり実際の支払金額は$10.45になります。

結局、消費者にとってもお店側にとっても結果はトントンということなのだと思いますけどね。それにしたって硬貨の最小単位を何故1セントにしなかったんですかね?それよりも誰もが暗黙の了解で"Rounding"を受け入れるほうが簡単だったでしょうか。

他にもこういう国ってありましたっけ?前回のNZ暮らしでは全然考えたことなかったんだけど前からそうだったのかな・・・?忘れてしまっただけかしら?

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それにしてもこの"ROUDNING"という文字を見るたびに"切捨て"の意よりも"丸め込まれている"気がしてならない私です(笑)

ちなみに現在のNZの紙幣は、紙幣とは名ばかりでポリプラスティック製となっています。一部向こう側が透けて見える造りになっています。水にも火にも強い耐久性に優れたものということですけど、うまく折れないので私には結構使いにくいです。だって時々ポケットに紙幣ってそのままたたんで突っ込まない?それができないのですよ。え?ポケットに無造作に突っ込んだりしない?そうですか・・・。

このほかに緑色の20ドル札があります。

大分慣れてきましたけど未だに小銭がバシバシ溜まります。面倒くさいとついお札を出してしまうので(笑)